2003年08月

毎日楽ちんナチュラル家事

読書というにはちと違うかも、の実用書。
家中の汚れは重曹、クエン酸、石けんで落とせてしまうというエコ家事を推奨している佐光紀子さんという人の書いた本。最初、本屋で立ち読みして、買おうかなと思ったけど、いいや図書館で借りればと、後日リクエストして借りてきた、という次第。

ところがこれがなかなか役に立ちそう。単なる「環境にやさしいエコ家事」だけじゃなくて、「毎日楽ちん」の通り、少しでも手間を省きましょう!ってノリが気に入った!こういうのは、手元においておいたほうがいいから、やっぱり買ってこようと思ってるぐらい(笑)。

そもそもこの人、いわゆる家事研究家みたいなわけではなく、翻訳をシゴトにしている人。エコ家事に関する翻訳本を出したのがきっかけで、エコ家事にはまり、自分でも本をだしちゃったということらしい。今では、主婦向け雑誌やらテレビやらでひっぱりだこのようだけど。忙しい毎日の中で、自分が楽に、気持ちよく暮らせるための家事の工夫っていうところが、共感を持てる点が多い。

洗濯をすると必ずかたっぽ迷子になった家族の靴下が出てくる、とか、思わず「そうそう!って言いたくなるような話がいっぱい。中には、やっぱり私はそこまでできないわ、ってのもあるけど、すぐにできそうなコトも多くて、なかなか「その気」にさせてくれちゃうのだ。

ネットで検索したら、この人、ちゃんとHPも持ってました。http://www.katoko.com/
重曹がお掃除になかなか威力があるのは、私も経験済みなので、今度はクエン酸にも挑戦してみようかな。試してみたら、結果を報告しますね~。

話を聞かない男、地図が読めない女

話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く
話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く

さすがにこの本知らない人はいないでしょう。というぐらい有名なベストセラー。でも、この手の翻訳物のベストセラーって、読むとがっかり、ってことが多いから、今まで敬遠していた私。なんのはずみか、借りてみました。

そしたら、意外におもしろい!(あまり期待してなかったのがよかったのかも) 要するに、男と女は脳の仕組みが決定的に違っていて、だから行動や考え方にも絶対的な違いがあると。この本のおもしろいところは、実例がたんまりでてくること。そして、それがいちいち「そうそう」とうなずきたくなることばかりなのだ。

この本の中に「男脳度」「女濃度」を計るテストがあるのだけれど、やってみると、わが夫はかなりの「男脳」。そして私はかなりの「女脳」。極端なのだ。だから、なおさら、あたってる部分が多いんだ、きっと。

「そういうのあるある」っていうノリは、昔はやった「マーフィーの法則」みたいな感じなんだけど、あっちが言いっぱなしで終わってるのに対し、こっちは、ちゃんと理論漬けをしている。ホルモンがどうの、なんとかいう物質がどうのと。私はそういうのはあまり興味がないから読み飛ばしちゃったけど。男の人なんかは、そういううんちくがあったほうが、納得するんでしょう、きっと。

で、結論。男の人には「言わなくちゃわからない」。 よく言われることではあるけど、こっちとしては「言わないでもわかってよね」と思う部分も多々あるのだけれど、そんなことでブツブツ文句を言ってるよりは、はっきり言葉で要求したほうが、はるかにラクだってこと。確かにそうかも。

ちなみに、この本、その辺に置いておいたら、長女もおもしろがって読んでいた。会話で盛り上がっているのを見て嫉妬した夫も珍しく読んだみたい(笑)。まあ、あちらはあちらで、いろいろ学習してくれるといいのですけど。

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