2005年01月

今週、妻が浮気します

私じゃありませんよ。もちろん。

今日、ちょっとわけあって、「Ok Web」というサイトをみていたら、こういうタイトルの質問を見つけた。Ok Webというのは、質問専用の掲示板なのだけれど、この質問は、「携帯を盗みみたら、妻が浮気しているのを知ってしまった。今まで黙認していたが、今週、ホテルで会うという証拠をつかみ、その場に乗り込んでいこうと思っている。私は正しいのか。乗り込んで何をしたらいいのか」というもの。

この質問には、「回答」がなんと111件も寄せられ、各回答ほとんどすべてに質問者が「お礼」としてレスしているので、かなり巨大な「スレッド」と化していた。斜め読みしてみると、回答は、ほとんど同じような年齢とオジサンたちで、質問者に同情、共感したうえで「きっぱり分かれるべき」とか「浮気の証拠をしっかりつかめ」とか、親身にアドバイスしている。オンナの私としては、「んなことになるのは、元々の夫婦関係に何か問題がなかったのか、そのあたりから考えてみるべきでは?」とつっこみたい気分になったけど、どうやら、もうとっくに回答を締め切った「過去の話」みたいなので、あきらめる。

途中まで見たら疲れてしまったので、最後の質問に飛んでみると、どうやら、「事件」の報告までなされている様子。本人が告白するところによると、「Xデー」になる前に、妻と話し合いを持ち、別れようという話になったものの、結局ふたりで心の中を吐露したことにより、再び愛を確認しあえることができた、つまり「元サヤ」に収まったということ。

本人、「さんざんみなさんにいろいろアドバイスもらったのに、こんな結果になって、お怒りの方もいるでしょう」と書いているが、どうして、どうして。そのあと「いや、怒ってなんかいません、よかったですね。泣けてきました」なんて祝福?のメッセージが次々。実際、本人による、その「和解」の現場レポートは真に迫っていて、実は私も泣けてしまった(爆)。

この話、読みながら、まるで小説か何かを読んでいるよう、あ、まるで「電車男」じゃん!
なんて、思っていたら。ちょうど今日の読売新聞に、この「今週、妻が浮気します」という話が書籍になって発売されたという記事を発見。そういえば、元々この書き込みを見つけたのも、「OkWeb」で検索をかけたときに、トップで出てきたからだったのだ。つまり、話題の話だったのね(^^;)。

生Q&Aのログは→こちら
出版された本はこちら→今週、妻が浮気します

#アマゾンで、なんと8位だぞ。

あまりによくできた「ストーリー」で、本当の話?と勘ぐりたくもなってしまう部分もあるけど、「回答」を読んでいると、「妻の浮気」っていうのが、世の多くのオジサンたちにとって、他人事じゃないと思わせてしまうのも、わかる気もしたり。
お暇な方はごらんあれ。

お片づけ

金曜日、ぽっこり時間が空いたので、思い立ったら吉日!でデスクまわりの片づけを敢行。机の中や本棚など、あらゆるものを一度全部出して、いるか、いらないか、どこに置くのが一番便利なのかを考える。

しかし、この「いるか、いらないか」の判断が、本当にむずかしい。片づけの一番の難関だ。ゼッタイ必要!と断言できるものは全体の2割程度。あとは「たぶんいらないだろうけど、やっぱりいるかも」と優柔不断な気持ちになってしまう。

私は元々何でも取っておくタイプだったんだけど、以前「捨てる!技術」を読んだときに、「どこにあるか探せないものは、ないのと同じ。」「いらないものがあるために全体量が増えて、必要なものを探せなくなる」という話に、とてもとても納得して(もしかしたら、この本じゃなかったかも?しょっちゅうその手の本読んでるので)、迷うとその言葉を頭の中で繰り返して、心を鬼にして捨てるようにはしてるんだけど。

今回、思い切って捨てたのは、本とCD-ROM(パソコンソフト)。本は処分に迷うのがいやなので、できるだけ買わずに図書館を利用しているのだけれど、仕事の資料として必要なものは、すぐに手に入らないとダメなので買う。そして、その仕事が終われば不要になる。あとは、かつて買ったパソコンソフトの解説書。今はネットで調べたほうが早かったりするし、今さら本を片手にじっくりソフトの使い方を勉強することなんてないから、いらないのは間違いない。

でも、捨てるとなるともったいないような。CDにしても同じ。だれかもらってくれる人がいれば、心おきなく差し上げるのだけれど。と思って、まだキレイで売れそうなものを7冊、アマゾンマーケットプレイスに出品してみた。オークションと違って、写真を撮ったり、説明文を書いたりしなくていいから、凄く手軽。

はたして、今日さっそく1冊売れたと思ったら、冬ソナ関連本だった(笑)。この手のものはよく売れるのよね(^^;)。あとはほとんど在宅ワーク関連の本なんだけど、売れないかなぁ。

CDも30枚ぐらい捨てた。ただ、ほとんどが記事を書くための評価用としてもらったものだから、CD-Rにコピーしてマジック書きしたやつだから、こちらはそれほど心が痛まない。ただ、昔自腹で買った子ども用のソフトは、やっぱりもったいなくて捨てられない(^^;)。Win95じゃないと動かないから、もううちじゃ使えないんだけど、誰か使ってくれる人、いないかしらん。どれもいいソフトなんだけどなぁ。心当たりの方は、ぜひご連絡くださいませ。もちろん、無料で差し上げますよん。

ディスプレイの反乱?

昨日の朝、いつものようにパソコンのスイッチをつけると、ん?画面が真っ暗。うそ。壊れた?昨日の夜書き上げた原稿、朝見直してから送ろうと思ってそのままになっている。うー。こんなことなら、昨日のうちに送信しちゃえばよかった。どうする?どうする?

いやしかし。前日の夜消すときまでは、なんともなかったのに。そんなはずはない。
落ち着いてよく見ると、ディスプレイの電源ランプがついていない。スイッチを何度か押してみても変わりなし。ということは、どうもパソコンはちゃんと動いているのに、画面が映っていないだけ、ということのようだ。

こういうとき、まず疑われるのはケーブルの接続不良。電源ケーブルを一度抜いてさしてみると、一瞬ランプがついたけど、また消えてしまった。怪しい。ケーブルをたぐりよせてみると、なんと、ACアダプタ(ケーブルの途中についているバッテリーみたいな黒い箱)がびしょびしょ。

実は、私のパソコンデスクは窓を背にする格好で置いてあり、つまりデスクの後ろにはびこっているさまざまなケーブルは、アルミサッシのあたりにうじゃうじゃたむろしているのだ。この日は朝冷え込んで、窓の結露がひどかったので、その露で濡れてしまったというわけだ。アダプタを持ち上げてみると、水がぽたぽたたれるほど。どうやら、中にも水がしみこんでしまって故障になったらしい。

仕方がないので、テストマシンに使っているディスプレイと取り替えてみると、問題なく表示された。ほっと一息。

でも、こんなことは初めて。夫曰く、故障ぐらいですんだからいいけど、漏電で火事にでもなったら大変だぞと。そうだよねー。ちょっと配線をもう一度見直してみた方がよさそうだ。ちょうど、デスクまわりを整理したいと思っていたので(忙しいときほど、逃避願望で?そういうことを考える)、この機会にレイアウトを変えてみようかな。

それにしても、この前、例の大画面ディスプレイに心ひかれて、、なんて話をしていたから、ひがんでしまったのかしらん。夫は「やっぱ、新しいの買えってことだよ!」なんて意気揚々としているけれど。乾いたらまた復活するかもしれないし、しばらく置いておこ。

ボケの始まり?

私はかなりそそっかしい。しょっちゅう、アレを忘れた!、これがない!ああ、間違えちゃった!といっては大騒ぎをしている。周りの人の間では有名で、たいていのことではもう驚かれることなく、「またやってるよ」と笑われる(お腹の中ではあきれているのだろうけど)。

自覚は十分あるから、「気を付けよう!」「ちゃんとした人になろう!」とは、とってもとっても思うのだけれど、やっぱりダメで自己嫌悪の繰り返し。

と、もともとそんな私なのだけれど、この年明けぐらいから、とみに症状が悪化してる気がするのだ。取材に行くのに、先方の行き方を書いたメモを持たずに出かけてしまう、請求書の日付を間違える、違うファイルを添付してしまう…。まあ、この辺は今までにもやったことがあることなのだけれど(繰り返すなよ!)、それが立て続けに起きただけでなく、図書館の本をなくす、取材対象者からもらった大事なメールを削除してしまうという、さすがの私でも「それだけはやらない」と思っていた重大なミスを連発してしまった。

これにはさすがの私もへこんでしまった。自分で自分に嫌気がさすというか。「なんでそうなの、アンタは!」って。これは、なにか脳に重大な欠陥でもあるのではないかと思ったり。

そんなことを、編集部の女の子に愚痴っていたら、「最近とっても忙しかったから、お疲れなだけですよぉ!」と明るく励ましてくれたのだが、編集長マダムったら、「あら。わたしだってそうよ(いばってどうする)。こういうのはもう、年々悪化する一方で、よくなるってことはないのよ」なんて、涼しい顔でおっしゃる。

このマダム、自覚されているとおり、そういう点ではとても私と通じるところを持ったお方。何かと、自分のミス話をしては、「そうそう、そういうことって、ありますよね!」といたく共感しあっている私たち。そして、そういうミスを、実はとてもとても気にして心に病んでいて、「次はゼッタイ忘れないようにしよう」と思っているところも同じ(周りの人はそう思ってないだろうけど)。それなのに、たとえば完全に準備したはずが、準備した一式を机の上に置き忘れて出かけてしまうような、詰めの甘さも共通点。

冷静に分析するに、我々のようなタイプは、いつも頭の中であれもこれも!と同時進行しようとして欲張るから、こういうコトになるのだと思う。何かやっていても、途中で目にしたり、小耳に挟んだりすると、意識がそっちにいってしまったり。おしゃべりだから、話し出すと、言いたいことがたくさんあって、話があっちゃこっちゃに飛んでみたり。要は集中力がないってことっすか(^^;)。

いやしかし。これ以上、年々悪化したら大変なことになってしまう。
マダムが何と言おうと、私は、今年こそは、この性格を直したいのだ!そのためにはどうしたらいいんだろう??まずは、確認だなっ!(基本じゃん~)。

なんて思っていたのに、そのマダムから先ほど着たメール。「原稿10行ほど足りませんでした。」あれ?なんで、?と思ったら、10行+21行=21行って計算をしてい。やっぱり、ダメじゃーん~~~~~~~~~~(涙)。

記憶はすべてパソコンの中に

パソ友のメルマガで確定申告のことを扱うことになり、担当ライターのSさんとメールをやりとりしていたら、「確かビッケさんは去年オンラインで申告用紙を作ったんですよね」という話が出てきた。あ、そういえばそうだっけ、と言われるまで忘れていた私。彼女とは直接お会いしたり電話をしたりという機会は滅多にない。ということは私が何かにそのことを書いていて、それを彼女が読んだということだ、きっと。

で、詳細を思い出したくて、何に書いたのかを探してみた。まず、ブログの過去ログをみる。ない。次にライター仲間で開いているメーリングリストの過去ログをあさる。あった。やっぱりここだったか。「ネットで作成してみました~」なんて自慢げに書いてるじゃん。ちゃんと感想も。そういえば、そうだっけとやっと思い出した。

ここ何年かは、こういうことが実に多い。あれは何だっけ~?と思ったら、ブログやメールのログをあさると、たいてい何か情報が出てくる。お買い物の類も、通販が多いので、いつ、どこのお店でいくらで買ったかがすぐわかる。うーん、これって便利。

でも、「ログが残ってるから大丈夫!」という安心感からか、自分の頭の中に記憶されている情報が少なくなっているような気もする。以前ハードディスクがクラッシュして、バックアップしていない2週間分ぐらいのメールのログがなくなってしまったときには、「記憶喪失状態」になってしまった。メールをちらっと読んだだけで、頭の中にはちゃんとインプットされていないのだ。これって、危険かも~(^^;)。
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